木の魅力

銘木が過ごしてきた長い歳月を感じ取る

木造の建物や古民家などをみると、なんだか懐かしい気持ちが湧き上がってきます。それはすでに日本人の生活に、木のある風景がすっかりと根ざしているからではないでしょうか。

四季のある日本では、年間を通して気温や湿度に変化があります。風を通し、湿気を吸収し、断熱効果のある木材は、日本の住環境を快適に保つには最適な健材です。なかでも、数百年以上という高樹齢の木は、すでに長い時間日本の厳しい自然環境の中で生き抜いてきた丈夫さを備えています。丈夫さだけでなく、木製製品の美しさは他では表すことができません。通常、木は高樹齢であるほど美しい木目が出やすいといわれています。木目というのは温かみがあり、ただでさえ美しいものではありますが、樹齢数百年の木を使用する木霊木の美しさはひとしおです。世界にふたつとして同じものはない木目から、銘木が過ごしてきた長い歳月を感じ取ることができます。

そして、檜や杉の香りを嗅ぐと穏やかな気分になるように、木にはリラクゼーション効果もあります。製品として加工を施したあとでも木の香りはなかなか消えるものではありません。木製の家具を使うことで、部屋に漂う木の香りはそこに集う人に落ち着いた気持ちを与えます。さらに、木製の名刺入れやテッシュボックスを使用すれば、中に入れた名刺やティッシにも自然な木の香りが移るため、その使用感まで高級で温かみのあるものへと変えてくれるのです。

こうして、いつしか毎日の中に自然と溶け込む木の家具や小物たちは、使い続ける間にも歳月とともに変化していきます。日々優しく磨くことで上品な光沢が増し、趣のある色合いになり、使うほどに持ち主の手に馴染みます。50年以上使える丈夫な材質だからこそ、そうやって大切につかった愛着のあるものを、いつの日かあなたの大切な誰かに受け継ぐことができることも、木の魅力そのものだといえるでしょう。