
市場でもとても価値の高い銘木ばかりですが、その理由は職人そのものにあります。もともと木霊木を作っている職人は、日本ではわずか1%ほどになってしまった、一流の伝統技術を持って建築を施している職人です。家を建てる際に使用した銘木の余り木を使用したり、独自のルートで優先的にこのような銘木を仕入れることが可能です。一流の職人だからこそ手に入れられる、なかなか市場に出回らない希少な材質を使用して作られているのが、木霊木ならではの魅力です。
希少な銘木を使用しているだけでなく、その中でもより美しい木目の部分を使用できるように、効率ではなく美しさを重視して職人によって「木取り」されていることが、木霊木を美しく仕上げる秘訣です。
当然木目というのは二つとして同じものはありません。それだけでなく、木はそれぞれに特徴を持っています。使用している木の材質によって、中に入れるものにそれぞれの木の香りがうつり、なんとも言えないやすらぎを与えてくれます。そして、毎日丁寧に磨くことでより光沢が増したり、使い込むほどに色の変化が楽しめる木もあります。50年以上使用を続けられる丈夫さと、この世にたったひとつだけの美しい風合いは天然の銘木だからこそ叶えられる贅沢な魅力です。
