厳選された素材

余計なコストを省き銘木をお届けしたい

木霊木の家具や小物を作っている職人は、本来その技術を駆使して、家を建てています。今では日本にわずか1%ほどになってしまった、一流の伝統技術を持って建築を施す中で、その技術の素晴らしさをより多くの人に知ってもらい、建物や小物も、技術も、しっかりと構成へ受け継いでいくために、より身近な家具や小物にその技術を詰め込みました。

木霊きで使用する製品のもととなるきは、すべて樹齢数百年以上の銘木です。

本来、木材というのは樹齢が古く命を長きに育んだものほど美しい木目になりやすいといわれているからです。

長年日本の気候を生き抜いてきた、日本各地の杉や欅、屋久杉などは市場ではとてもかちの高いものです。しかし、一流の職人だからこそ、家を建てる際に使用した銘木の余り木や、さらには独自のルートで優先的に銘木を手にいれることが可能なのです。

そして、希少な銘木を使用しているだけでなく、その中でもより美しい木目の部分を使用できるように、効率ではなく美しさを重視して職人の手で「木取り」されています。せっかく手に入れた銘木をさらに美しく使用する過程でも、職人の技術は欠かすことができません。

こうして、余計な仲介を入れなくても希少価値の高い上質な素材を、余分なコストをかけずに手にいれることで、一流の素材に一流の技術を施しても、きちんと手が届く価格で提供することが実現しました。