伝統工法の最高峰技術

木と向き合い、木に触れ、木とともに生きる

木霊木~codamagi~の商品を作っているのは、日本の伝統工法(構法)を受け継ぐ、最高峰の技術を持つ大工職人たちです。伝統工法(構法)とは何か、どんな技術が木霊木~codamagi~の商品に使われているのかをご紹介します。

伝統工法(構法)とは

多くの方がお寺や神社に今まで一度は行かれたことがあると思います。
日本の伝統建築を支えているのが、伝統工法(構法)です。
といっても、まだピンときませんよね?

伝統工法(構法)とは木だけで建造物を組み上げていく方法です。
釘や金物はとても便利ですが、実は木ととても相性が悪いのです。
どんなにきつくボルトを締めても、いざ完成となった時には緩んでいるということもあるくらいです。
しかし木だけで組み上げた建造物はお互いがケンカすることなく、しっかりと支えあっているので、結果的に免震の効果もあります。
日本の伝統的な神社仏閣が木造でも長年その姿を維持し続けているのは、この伝統工法(構法)のおかげなのです。

またこの伝統工法(構法)では合板(木と木を貼り合わせたもの)は使わず、天然の木を切り出して使います。
化学的な接着剤なども使用しないため、木だけでなく人間の体にも優しい構造です。
ただし自然の木をそのまま使うため、職人には「木の特性を熟知していること」「美しい木目を見出す技術」が必要とされます。

技術-職人の技-

では実際に、どんな技が使われているのでしょうか。

代表的なものは、「ホゾ」「込み栓」と呼ばれる手刻みの技術です。
「ホゾ」とは他の木材にあけた穴にはめ込むための突起のこと。
木と木を組み合わせるための複雑な形をしたパズルと言えば分かりやすいでしょうか。
また「込み栓」とは、木材同士を組み合わせるために貫通して差し込まれる栓のことで、この栓自体ももちろん木材です。
木霊木~codamagi~の職人が扱う伝統技術は他にもたくさんあります。
ただ全てに共通しているのは、全て機械を使わず、職人の手で生み出されるということです。

木は一つ一つ表情が違います。まっすぐな木もあれば、硬い木・柔らかい木など様々です。
それぞれの目的に合わせて、どんな木をどんな風に加工するか、は機械には判断できません。
長年の経験と技術を持つ職人だからこそ実現できるのが、伝統工法(構法)です。

木霊木~codamagi~の大工職人は、この伝統工法(構法)にこだわった家作りをしています。
数が減ってきたとは言え、大工職人は日本に多くいます。
しかし、この伝統工法(構法)を扱える大工職人はとても少ないのです。
毎日木と向き合い、木に触れ、木とともに生きている木霊木~codamagi~の職人は誰よりも木をよく知り、その活かし方を知っています。

木を知り尽くした職人が生み出す、天然無垢材の小物・家具、木霊木~codamagi~の商品。
一度手に取ってみませんか?